国策、核燃サイクルの一つ、世界でも造られたことないフルMOX燃料で発電する原子力発電所の予定地となっている下北半島大間町。
その原発予定地の炉心予定地から300mの所に反対されているご家族の土地があり、そこを何年間か撮りに行っていた。その時、大間の町も撮りました。
(2008年~2015年撮影)
※Puとは
プルトニウムの元素記号
※MOX燃料 とは
再処理工場で使用済み核燃料からプルトニウムを取り出し、ウランと混合した燃料。現在はMOX燃料 とウラン燃料と併用した核燃料が利用されたりしている。(福島第一原発で爆発した3号機はMOX燃料が一部使用されていた)
フルMOX燃料での発電というのは、ウラン燃料併用なくこのMOX燃料だけで発電するもの。
そもそも再処理工場は、原子爆弾の材料を造るための施設で、再処理を稼働すると、原発を稼働するよりももっと高濃度の放射性廃棄物が出る。
Oma Town, Shimokita Peninsula, which is a planned site for a nuclear power plant that uses full MOX fuel, which has never been built in the world.
300m from the planned site of the nuclear power plant, there is a land of a family who is opposed to the construction, and I went there to take a picture for
several years. At that time, I also took a picture of the town of Oma.
(Photographed from 2008 to 2015)